2005年11月16日

うつ日記 その16

ユタ州 ソルトレークの夕焼け
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2005.11.16

 毎日のように書いてきて、今週は、からだをだいぶ動かせるようになってきた。この楽な感じが出てくると、そろそろ抜け出てきたのじゃないだろうか、と思えてくる。

 今日は一日、社会保障論を勉強した。ボーーッとしていた頭も、ようやくのろのろとながら動き出してきたようだ。社会保障論というのは、保険とか年金などのことである。本を読みながら、健康保険制度の傷病手当金が使えないかなぁ、などとつい現実的になっていた。

 1日座ったままで腰痛になり、夕方外を歩く。マンションから一歩出ると、そこから先は相模平野。どこまでいっても田んぼや畑、その間にときどき集落がある。昔からの農家がほとんどで、古い社もある。大きな牛小屋は、夏に悩まされる臭いのもとだ。

 今日は雲の量が多かったけれど、西の方角がみごとな夕焼けに染まり、ぐるりの山々が影絵のように浮き立ってくるところは、まるでプラネタリウムの仕掛けのようだ。ふと見上げると、雲一面に夕焼けの光が反映して、にぶい紅色に染まっていた。そのやわらかさ。暮れていく寂しさ。

 今ころの夕焼けが一番鮮やかで、とくに昨日から急に冷え込んできたからだろうか。空気の冷たさと、染みいるような紅さがどこまでも歩かせてくれる。

 今までいろんなところで夕焼けを見てきた。冒頭の写真は、ソルトレークのおじさん宅のベランダから。でも、この鶴巻の広々した景色も負けないくらいすてきだ。箱根や足柄の山の稜線はリズミカルだし、丹沢はもっと近くにゆるやかな連なりを見せながら内陸の暗闇へと消えていく。

 自然のただ中で呼吸していると、おまかせします、という気持になってくる。


posted by jksk at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ぼくのうつ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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