2008年12月06日

自己回復への道 その4

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ゆとり家のウッドデッキで

20代半ばで飛騨高山に移住したぼくは、木工の仕事を始めた。それは望みどおりからだを動かす仕事であり、忙しいときには一日15時間工房にこもりきりで注文家具を作り続けた。


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2008年11月25日

回復への道のり その3

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最近のコンサートにて(神奈川県平塚市)


前回、回復のきっかけとして、(意識的にではなかったけれど)表現し始めたことを書いた。

表現の特徴のひとつは、何かを作ったり行ったりするだけでもエネルギーが内から湧いてきて、たとえ発表する機会がなくてもその行為自体が自分を活性化することだ。

さらにそれを受け取る相手がいるなら、その反応によってコミュニケーションが生まれ、次の制作にフィードバックされてますますやる気が起きたりする。

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2008年11月13日

回復への道のり その2

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泡立つ朝のミルク インドの旅から

(前回からの続き)
前回、2年の入院のあと追い出されるようにして退院したと書いたが、実際に入院生活が耐えがたく、いろいろな騒ぎを起こした挙句、「うちにいてもらっては困る」という主治医の言い渡しで追い出されたのである。

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2008年11月07日

私の回復への道のり その1

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いんどの旅から 「果物屋さん」


最近クライアントのYさんから、「島田さんはどのようにして今のように回復したのですか?」と訊かれた。

この問いをきっかけに、10代の終わりに躁うつ病を発症して以来、自分がどのような道をたどってきたのかを振り返ってみることになった。これが自分の一里塚になるとともに、他の人の参考に少しでもなるとしたら、意味があることかもしれない。

そこでこれから何回かにわたって、自分の回復への道のりをたどってみたいと思う。この問いを投げかけ、貴重な機会を与えてくださったYさんには改めて感謝を申し上げたい。


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2007年03月05日

★終了しました〜べてるの家のワークショップ--当事者の力

*2007年3月3日(このすぐ下)の催しに参加したあと、私自身の体験も含めて書いたものです。


世に統合失調症というものがあり、うつ病や人格障害が流行り病のように言われている。それらは定義されることによって初めて存在することになった病気である。

しかしじつのところ、病名でひとくくりにされるものではなく、ひとりひとりが生きているという、個々の現実にそったかたちでしか癒されていかないと思う。

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2006年06月12日

人は人を助けられるのか?

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 人は人を助けられない。ある朝起きて、気づいたこと。正直なところ、そう気づいたとき、ぼくはとても自由を感じた。もう人を助けよう、人の役に立とうと、あくせくすることはない。反対に役にたてなかったからと、がっくりすることもない。。。すると、もうこの相談室って、始まるまえから終わってるのだろうか。

!造造読造
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2006年05月22日

居場所がない

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 「居場所がない。この社会で、家庭に、職場の中に、この世界のどこにも?」

 「居場所がない、自分の中にも。心が落ち着かなくて、何をしても空しいし、何をしても疲れてしまう。むくわれない気持ち?」

 「いつから居場所がなくなったのだろう? 生まれたときには、世界は自分をあたたかく迎えてくれたのだろうか? 世界は自分を受け入れることを認めていたのだろうか? それとも肉体という鉄の檻を与えるために、待ち受けていたのだろうか?」
 
 ・・・あなたの中に、もしこんな言葉が響いていたら。。

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2006年05月21日

ぼくが独立する理由 (その1)

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 ぼくがつとめているのは精神科の単科病院(とくに精神疾患を専門に扱う病院、つまり精神病院)の「作業療法科」だ。ここに5年近くいた(06年5月現在まだいる)。今までいろいろな仕事をしてきてが、それぞれ縁があってはじめ、そこからいただいた経験は、みんな今に生かされている。一部続いていることもある。

 作業療法は、いわば精神科のリハビリだ。続きを読む
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生きづらさを抱えているすべての人へ

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 本当に生きづらい時代だ。自分にきいてみてほしい。あなたは生きづらくないだろうか? 生まれてよかったと思っている? この社会の中で、自分はあたたかく迎え入れられていると思う? 

 ぼくはちがった。少なくともかつては。
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2006年02月09日

毎日が発見!

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なんだかこれはすごそうな写真。このごろ太陽ばかり撮っているな。

2006.2.8

 復帰後、約一週間。本当に毎日が新鮮。なにしろ、入院患者だけでも280人いるんですから。

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2005年12月15日

許しの意味--ぼくと精神医療

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2005.12.12

 ぼくがあんなに毎日嬉々として通勤していた病院にストレスを感じるようになったのは、表面的には、硬直した制度や職員とのギャップだが、深いところでは、「恨み」の感情であることが最近わかってきた。

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2005年11月24日

M君との再会(後半)

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*子供のころによくのぼった"タラヨウ"の樹

2005.11.23

 けっこう話はできるものである。5時間近くも話しっぱなし。ふたりともおしゃべりなのだ。こんなことでうつでいいのだろうか。明日から正式な休業だというのに、酒飲んで夜遅くまで話し込むとは。。。まあいいだろう、酒は飲めても勤めは無理なのだから。

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2005年11月23日

M君との再会(前半)

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丹沢山奥の渓谷を走る水

2005.11.23

 M君とは、ぼくが精神病院に入院していた2年近くをともに同じ病室で、それもほとんどとなりどうしベッドを並べて暮らした仲である。それから二十数年近くたった。今日彼に会いにいく。

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うつ力をつける?

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*子供のころよく遊んだ<牛の形>をした石
(群馬の実家の庭にて)

2005.11.22

 今日、クボクラ医師のところへ再び行った。診断書をもらいにである。腰をすえてかかる事にした。そのためにも診断書はぜひ必要だ。こういうときこそ、制度というやつを利用させてもらう。

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2005年11月22日

ぼくが生まれたとき

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2005.11.22

 二十四時間の生死を分けた昏睡から醒めると、世界は光の洪水だった。
世界は美しく、良かった。そこには自分は居ず、または、自分しか居なかった。
 
 「神が造ったすべての物を見られたところ、それは、はなはだ良かった。夕となり、また朝となった。第六日である」 

 神の赦しと癒しのなかで、もう一度自分が生まれるプロセスをぼくは見た。
 そしてぼくは、もう一度この世界に還ってきた。

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2005年11月06日

自分の中の深い思いと、神の意思とが一致する」こと

2005.11.06 夜静かな雨

 このところすっかりうつ日記にお株を奪われてしまい、こちらがお留守になった。うつうつと、しかしゆったりとこの一週間を過ごすあいだ、思わず昔の自分の発言を読む機会があった。

 ほぼ十年前、ぼくは仲間たちと一緒にティク・ナット・ハンというフランス在住のベトナム人の禅僧を日本に招いてツアーを行ったのだが、それにからめてある雑誌からインタビューを受けた。

 そのホームページのインタビューがまだ残っているのである! そこでぼくは、中米の巡礼の中で学んだ歩く瞑想のこと、どこかへ到達することよりも、ただその一瞬一瞬に深く在ることの奇跡を語っている。

 さらにはっとさせられたのは、すでにこのときに、「自分の中の深い思いと、神の意思とが一致する」と答えていることだ。

 最近このブログへコメントを寄せて下さったかたが、この人はクリスチャンなのだが、ギリシャ語で「好み」という言葉と、「神の意思」という言葉は、同じだという。自分が本当に好きなことは、神もそのとおりに思ってくれている、という保障をもらったような気がするし、やはり自分が思っていたことは、こういうことだったんだなぁとあらためて認められた。

 このインタビューがここをクリックで全文読めます。(このころぼくは、自然食品のお店と、翻訳を兼業でやっていた)・・・今夜は紹介のみにて。
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2005年10月06日

「降りていく生き方」のこと その5

2002に続けて書いていた、「降りていく生き方」のことは、ひとまずここで一区切り。
  
~~~~~~~~~~

 なんでぼくは書くのだろう? こういう問いが時々出てくる。もちろん決まった答えなどないのだけれど。今朝も早く起きてまっ先にそう思った。

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「降りていく生き方」のこと その4

今回は、ぼくが毎日どんなことをしているのか、具体的なことから書きはじめようと思う。

 前回は、人生のどん底ギリギリで病院にたどり着いた人が多く、そういった人たちといるととても安らぐのだということを書いて終わった。もちろんぼくは今回は勤めているのでひたすら安らいでばかりはいられないのだけれど、たとえば教育哲学者の和田重正氏の「いのちの世界では、楽しみの中にも苦しみの中にも喜びがある」という言葉を日々噛みしめる思いがしている。

 苦しみや不幸を背負わざるを得ない生きざまながら、そこにはいのちの寿ぎというものがある。いや、だからこそいのちの豊かな流れがはっきりと体験されるといえる。

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「降りていく生き方」のこと その3

 「精神病院」という場所は、ふだんはほとんど一般の人の意識に昇らないだろうが、一旦そのことが話題になると、ある程度の抵抗感や嫌悪感、下世話な好奇心や同情心などが湧くのではないだろうか。

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降りていく行き方-その2

 最近、ウィークデイはほぼ毎日精神科の病院に通っている。20数年前には患者として入っていたところに、(場所は違うが)勤めている。そこでぼくは安らぎ、日々元気をもらい、新たな動機づけを得ている。勤めはじめてから数カ月たってもそれが変わらないということは、どうやらここは「はまりどころ」らしい。

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