2005年11月04日

うつ日記-その6

今日はかなり調子が落ちてきている。思えば、症状としては決して良くはなかったのを何とかしのげてきたのは、この数日間の過ごし方と、パートナーの協力のおかげだった。それでも今日は踏みとどまれず、頓服に抗不安剤のクロキサゾラムを飲む。

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2005年11月03日

うつ日記-その5

 早朝覚醒。うつに特徴的な睡眠障害のひとつ。。。それかなぁと思う。気にするとそれが現実になってしまう。意識のメカニズムであろう。
 このうつ日記を読むかたには、ずいぶん元気じゃないかと誤解されるかもしれないが、この五日間ほどぼくは、散歩(出かけること)とこのブログを書くことくらいしかやっていない。それがすむとほぼエネルギーを使い果たし、ぼーっとするか、寝るかである。仕事を休むなどいろいろ不義理をしているおかげ様でだいぶ休めて、ひどい方向にはならないようだ。

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2005年11月02日

うつ日記-その4

2005.11.02 夜

 ありのままでいることが、病気の時はもちろん、自分の生をあるべきように流れさせてくれる。抵抗しないこと。ふだんありのままでいることが難しいぼくには、病気はそうできる貴重な機会だ。

DSCF0032.JPG
(本を読みながら寝てしまったらしい)

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うつ日記-その3

2005.11.02

 時間だけはたっぷりある。しかし作業能力はふだんの三分の一である。一般社会の三分の一のスピードで生きてみると、違ったふうにみえてくる。自分が遅すぎるんだと思わなければいい。違う見え方を楽しもう。

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2005年11月01日

うつ日記-その2

2005.11.01

 世間さまには申し訳ないが、うつ休み第2日

 今朝の気分は最悪。やはり仕事は無理だ。ぼくはふとんの中で、パートナーのやさしさに泣いた。そのままで、あなたはすばらしい存在だ、という言葉ほど大きな癒しはない。何かをすることではなく、あるがままで人間は価値がある。そうはいっても、平日朝からふとんをひっかぶってる「役立たず」という思いは強まる。この自己嫌悪の渦に巻き込まれるのがうつである。

DSCF0018.JPG(クスノキを相手に樹林気功をする)

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2005年10月31日

うつ日記-その1

2005.10.31

 今朝起きたら、恒例のうつである。
 この一週間、なんだか重い空気が上空を漂っていることは感じていた。それが、今朝起きると、どすん、と頭の上に落ちてきた。今日は心身ともに重苦しく、午前中一杯寝てしまった。

 久しぶりの「うつ休み」である。


DSCF0121.JPG

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2005年10月06日

「降りていく生き方」のこと その5

2002に続けて書いていた、「降りていく生き方」のことは、ひとまずここで一区切り。
  
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 なんでぼくは書くのだろう? こういう問いが時々出てくる。もちろん決まった答えなどないのだけれど。今朝も早く起きてまっ先にそう思った。

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「降りていく生き方」のこと その4

今回は、ぼくが毎日どんなことをしているのか、具体的なことから書きはじめようと思う。

 前回は、人生のどん底ギリギリで病院にたどり着いた人が多く、そういった人たちといるととても安らぐのだということを書いて終わった。もちろんぼくは今回は勤めているのでひたすら安らいでばかりはいられないのだけれど、たとえば教育哲学者の和田重正氏の「いのちの世界では、楽しみの中にも苦しみの中にも喜びがある」という言葉を日々噛みしめる思いがしている。

 苦しみや不幸を背負わざるを得ない生きざまながら、そこにはいのちの寿ぎというものがある。いや、だからこそいのちの豊かな流れがはっきりと体験されるといえる。

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「降りていく生き方」のこと その3

 「精神病院」という場所は、ふだんはほとんど一般の人の意識に昇らないだろうが、一旦そのことが話題になると、ある程度の抵抗感や嫌悪感、下世話な好奇心や同情心などが湧くのではないだろうか。

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降りていく行き方-その2

 最近、ウィークデイはほぼ毎日精神科の病院に通っている。20数年前には患者として入っていたところに、(場所は違うが)勤めている。そこでぼくは安らぎ、日々元気をもらい、新たな動機づけを得ている。勤めはじめてから数カ月たってもそれが変わらないということは、どうやらここは「はまりどころ」らしい。

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降りていく生き方-その1

(2002.2月記) 5回シリーズ

 ぼくが毎日出会っている人たちは、精神を病んで社会で生きづらくなった人たちだ。かつて自分がそうであり、今も持病を意識して生きざるを得ない立場から、ぼくは治療者と患者の両方の狭間に立っている。

 このごろ、毎日つぶさにつき合うことで、本当にこの仕事に出会えて良かったと思う。というのは、今までいろいろやってはきたが、どこかしらぼくは「成功」や「抜きん出ること」が頭から離れないでいた。自分のやっていることが認められたい、人よりも評価されたい、そういった動機に大きく影響されてきた。

 もちろんその気持ちがなければやっていけない仕事もあろう。しかしぼくの生き方は、じつはそうではなかった。病院で患者さんたちと出会い続けることでようやく何がしっくりこないのかがはっきりしてきたのだ。

 今までのぼくの生き方はおもに、「昇り続けること」で動機づけられてきた。けれど本当に重要なのは、「降りて行く生き方」だった。今までは「賢くなる」方向ばかりに意識が向いていたが、本当は「愚かであること」こそが大切だったのだ。

 頭ではちょっとは考えていたことだけれど、全身麻痺状態で痴呆の人の歩行訓練をしたりするうちに、その人の「存在時間」に入り込んでいくにつけ、生きることの実相は、「降りて行く」ことなしには決して見えてこないということがわかってきたのである。
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2005年10月03日

あなたにとって、一番大切なものは何ですか?

 「あなたにとっていちばん大切なものはなんですか?」

 8年ほど前に評判になった「地球家族」という写真集には、世界中の家族に向けてのそんな質問がのっていた。ごらんになった方も多いことだろう。

 日本を含む約30カ国を訪ね歩き、それぞれの国の「平均的」と思われる家族を訪ねて、その家の持ち物すべてを庭先や道路に並べて撮影する、それに加えてさまざまなインタビューゃそれぞれの国を知るための基本的な資料ものせるという、壮大なプロジェクトである。

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ぼくが精神病院に勤めはじめたころ

 息子はもう60近くになる。それでも母親は彼のことが心配で時々電話をかけてくる。今日電話があったといかにも嬉しそうにその人はぼくに話した。話題に乏しい日々だけれど、わずかな嬉しさを積み重ねながら、彼は不自由な身体を一歩一歩先へとすすめる。

 世間的に見れば自慢できるような息子ではないかもしれない。彼自身もそのことは充分承知している。「どうしてこうなってしまったんだろう」、そう口癖のように彼は言う。残りの人生にたいして重苦しい思いを抱えながら、それでも生きているという否定できない事実に対して、目を向け、身体を動かし、自分を励ましていかねばならないのだ。

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2005年10月02日

人と別れていくこと

 「日常が旅のなかに含まれることは容易だが、旅が日常に含まれることは難しい」。

 この日常は、次の旅までの暫定的な状態なのだろうか? 考えてみると、この前の長い旅の後これで一先ず終わりにしよう、とは言わずにここまで来てしまっていた。

 変化していく旅の質が、秋になるとまたより澄み切って現われてくる。

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2005年10月01日

アルコール依存のNさんの死

2005.10.01

 9月29日、Nさんが死んだ。出勤すると、霊安室から線香のにおいがした。後からきいてみると、Nさんだという。信じられない気持だった。ついに三日前の散歩では、ひときわ元気で、彼岸花の続くあぜ道をひっきりなしのおしゃべりがグループを先導していたのだから。

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